赴任後初の大問題

工場では定期的に大問題が起こるもんなんですが、
最初の大問題について書いてみたいと思います。

赴任して3週間くらいたった頃、本社の担当者から問題発生の連絡を
受けました。
詳しくは書けませんが、製品のある機能が動いていません。
しかもかなりの不良率です!!

この時点では設計の問題か、部品の問題か、製造工程の問題かが
分かっていませんので原因究明に向けて特別チームが作られました。
このチームは基本フィリピン人スタッフで構成されていますが、
もちろん各セクションの日本人もサポートに回ります。
右も左もわからない状態で、私も問題解決に関わることになりました。

問題解決にあたっては、本社から矢継ぎ早に質問事項、依頼事項が飛んできます。
全部日本語で・・・。

和英併記にしてよ・・って思いながら、逐次翻訳し、関係者に説明します。

で、ここで問題が。
メールなら辞書を使いながら書けますが、
いざフィリピン人スタッフに質問に来られるととっさに言葉が出てきません。

誤解が生じたままで突っ走ってしまうと、大きなタイムロスです。
緊急事態なので、そんな事は絶対に避けたい。

苦肉の策として、ムリにきれいな英語をしゃべろうとせずに、
知ってる範囲の単語を並べ、絵と図を多用して何とか要求を
伝え、問題解決に向けて進んでいきました。
日本語3割、英語4割、ジェスチャーと絵が3割って感じです。


日本の本社から海外駐在員に連絡する人たちにお願い。
海外駐在員だから英語はペラペラ、翻訳、通訳も何の苦にも
ならない。って思っている人が多すぎです。
駐在員も四苦八苦しながら情報を伝えています。
完璧な英語でなくてもOKです。ちょっと気遣いをしてあげて、英語を添えてあげてください。

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